こんにちは。
T・たまもです。
今週は、小論文のお題の文章を検討してみましょう。
たとえば、
「次の文章を読んで、個人情報についての問題点と解決策をあなたの体験を踏まえて述べよ。」
という問題文は、次の6つのパーツに分けることができます。
a 「次の文章を読んで」
b 「個人情報についての」
c 「問題点と」
d 「解決策を」
e 「あなたの体験を踏まえて」
f 「述べよ」
お題は、普通の記述式問題なら「問題」に相当するので、小論文は「解答」に相当します。
「傍線部の漢字の意味を書きなさい」
とあれば、意味を答えなくてはいけませんね。
「傍線部は何を指すか、本文中の語で答えなさい」
とあれば、本文中の語で答えます。
当たり前じゃんと思った人はエライ。
100枚の答案を採点していると、結構な確率で意味ではなく読み方が、本文中の語ではなく自分の考えた言葉が書かれています。
問題を正確に読み取るというのは、案外難しいのです。
自分で勝手に問題を作ってしまう人は、実は少なくありません。
話がそれました。続きはまた明日。