T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず

 こんにちは。

 T・たまもです。

 4月1日の新聞には、都教育庁の人事異動が載ります。

 全国紙なので管理職だけですが。知っているヒトがいるかな~と、眺めるのですが、今年はなんだかやたらに(再)という字が目に入る。
「再任用」のことらしい。

 再任用というのは、たしか、定年を迎えた方がもういちど同条件のお仕事に雇用されることです。

 同条件(勤務内容とか出勤日数とか)なんだけど、給与は中途採用並み(新規採用並み?)なので、私の周囲では「給料半分で同じ仕事しろって結構足元見てるよね」とおっしゃる方もいます。


 で、繰り返しますが、新聞に載っているのは管理職(校長)。

 管理職の方が再任用されて同じ校長職に就くケースは、私は寡聞にしてお一人しか(直接の知り合いではない)存じません。重責ですもの。

 元校長先生で進路部で来客担当とか、新任教員の指導係とかなら、ご一緒したこともありますが、その方たちは、それまでお勤めしていたのとは別の学校に勤務していました。週に4日ほどでしたし。


 校長ですよ?

 しかも、同じ学校。

 最近は増えているのでしょうか。

 もしかしたら、一般教員と給与体系が違うのかもしれません。

 もしくは、たとえ給料半減でも東京の教育のため、もう少し我が身を捧げたいという情熱に燃えた奇特な方なのかもしれません。

 または、同僚や教育委員会が慰留するほど優秀な方なのかもしれません。

 に、しても、着任する都立高校校長59人のうち13人が再任用って。後がつかえないんだろうか、それとも人材不足なんだろうか、と、よけいな心配をしてしまった朝でした。
 小学校や中学校も、各自治体ごと数人ずつ(再)がいらっしゃる。

 うーむ、 単に定年延長の前倒しだったりして。