こんにちは。
T・たまもです。
昨日の続きです。
様々な席替え方法をご紹介しました。
そして、私の席替え方法として定着したのは、座席に番号を振っておいて、番号くじをひくというやり方。
ひいたくじに名前を書かせて回収し、そのあとおもむろに番号入りの座席表を貼り出していました。
もちろん、不正防止のため。
番号はランダムに書いてあるので、若い番号だから前ということもありません。
ただ、これは教員の方も不正ができません。
本当は教育的配慮として、席を離したい(またはくっつけたい)二人もいれば、最前列に座らせたい生徒もいるのですけどね。
だけど、そういう生徒に限ってくじ運強いんですよ。
「先生、あいつ不正してない?」と他の子が聞くくらい。
かなり厳正に不正を防止していたのは、弱者が強者の圧力にさらされないため。
私みたいに座席にこだわらない生徒ばかりではありません。
席が決まって心からほっとする生徒もいるのです。
逆にガッカリする子ももちろんいますけど。
ちなみに最前列に関しては、希望者がいれば自由に選ばせていました。
集中して勉強したい生徒、身体的に後ろだときつい生徒が希望することが多かったです。
その子たちがくじ引きや新しい座席表を書くのを手伝ってくれていました。
くじとは関係なかったので。
でも、希望したわけでもなく最前列になった生徒が、授業中に先生と話すことが増えて、成績が上がり、次からそのまま最前列希望するという例もちらほらありました。
偶然は運命、環境は人を変えるのです。