T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

初めてこの子の写真を見た時は・・・読書の時間「スケボーに乗った天使」

 こんにちは。 

 T・たまもです。

 今日ご紹介する本はドキュメンタリー。

 

浜田幸「スケボーに乗った天使」ダイナミックセラーズ

 

 下半身を切断した少年、ケニー・イースタディさんのお話です。

 初めてこの子の写真を見た時はショックでした。

 どう反応していいのかわからない、という方が正確かもしれません。

 いかにもアメリカの陽気な少年、たくましささえ感じさせる腕。

 その腕で彼は歩き、走り、跳ぶ。

 スケボーに乗って。

 本人の努力はもちろんなのですが、家族がすばらしい。

 また、ご近所さんたちも。

 周囲の環境(特に人的な環境)がどうあるか、というのは、ハンディキャップを持つ持たないにかかわらず、子どもにとって、とても大切だと思います。

 世の中には思い通りに行かないことも多いけれど、チャレンジするに値する。

 世の中にはいろいろな人がいて、自分が好きな人も嫌いな人もいるように、自分を好きな人も嫌いな人もいる。

 誰かに助けられて、誰かを助けて、生きていくのが人生なのだ。

 と、子どもたちは学んでいくのですから。