T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

教員免許がいらない仕事は・・・

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今日はみちくさ。

 教員の働き方について、かまびすしく論議されていますね。

 処遇改善のため、

「残業代を支払う」案と、

「教職調整額を引き上げる」案が検討されている、と、今日新聞で読みました。

「仕事を減らす」案はもう最初から頭にないのね・・・。

 いっそ、ドクターXみたいに、

「教員免許がいらない仕事はいたしません」

ということにしちゃえばいいんじゃないの、と思ったところで、ふと気づきました。

「教員免許が必要な仕事」って、何・・・?

 ウィキによれば、

教育職員免許状」とは、

「学校教員の職に就くために必要な免許」なんだそうです。

 つまり、可能な仕事の資格じゃなくてスキルの証明なんですね。

 大学に入るには高校卒業してなきゃいけないみたいな。

 そういえば、医師免許は持っていないと飛行機の中で医療行為は出来ないが、教員免許は持っていなくても家庭教師や塾講師は出来ますね。

 でもたしか、「授業」は、免許がないと法律的にしてはいけないはずです。

 「学校の教員が行う授業」だからか。

 中学や高校だと、免許外の教科もいけなかったはず。

(離島とかで、その教科の先生がいないときは、いる先生が「特別免許」みたいのを取得しないと授業が出来ない)

 つまり、「教科指導」のためには教員免許が必要なんですね。

 そもそも学校は「教科指導をするところ」だからでしょう。

 それ以外は、もしかして、教員でなくていいんじゃないの・・・?

 教科指導だって、補習は免許は必要はありません。

 テストの監督や採点はさすがに授業の延長扱いかな?

 HR(学級活動)は教科指導に入るのだろうか?

 学校での指導は教科指導の他に生活指導と進路指導があります。

 生活指導も進路指導も教科指導の延長線上にあるから、教員がしているけれど、教員である必要があるのであろうか。

 クラブ活動は、もちろん、教員でなくても良いはずです。

 さてさて、そうすると、どうしても教員でなきゃいけない仕事「しか」しないとすると、だいぶ仕事が減りそうですよ。

 でも、「教員でなくても可能な仕事」をして下さる方をたくさん採用しないといけないですね・・・。