こんにちは。
T・たまもです。
今日ご紹介する本は、ハウツー本。
辞典みたいな厚さの大部な本です。
いや、辞典と言えば辞典ですね。
事典のほうか。
読書猿「独学大全」ダイヤモンド社
古今東西の勉強法が網羅されている感じです。
独学と趣味はどこが違うのでしょうか?
上達したいと思っているのは同じでも、独学は上達に目標があり、趣味は上達に夢がある。
たとえば、絵なら独学なら「○年後に個展を開く!」
趣味なら「いつか個展を開きたいなあ・・・」とか。
それとも、独学は確実に結果が体系立っていくモノで、趣味は食い散らかしでかまわない。
なんてことを読む前は考えていたのですが。
読み終わって、私の得たひとつの結論は、独学も趣味のひとつなんだということでした。
実は、図書館でリクエストしたら、1年以上待ちました。
みんな、勉強したいと思ってはいるのね・・・。
私も勉強は好きじゃないけど、だからこそ勉強法の研究はそこそこしております。
いかに少ない勉強で効果を上げるかという単なる怠けゴコロとも言う。
方法を知るだけで満足して、実行するのはまた今度・・・。
学校や職場で、必要に迫られてする勉強は試験や締め切りもあり、成果を要求されます。
だから、とにかくやるしかなかったのです。
でも、独学の場合はwantだけで、needはありません。
いつ始めてもやめても自由。
これって実はモチベーションを保ってやり続けるにはすごく過酷な環境です。
脳みそはそもそも夢見るナマケモノだから。
というわけで、そもそも修行が好きな人は別として、凡夫は工夫しなければならないのでした。
勉強すること自体が楽しくなるように。
勉強する前も、したあとも楽しくなるように。
ね、趣味で旅行をするみたいでしょ。