T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

こんなはした金で・・・

 こんにちは。

 T・たまもです。

 先週は体調を崩して、寝込んだりしていました。

 年々体力と免疫が落ちている気がする。

 

 さて、今日はみちくさ。

 昔々、まだ私が子供で選挙権の意味を授業でやっと知ったころ。

 選挙のたびに、家に来るおばさまがいました。

 今考えると、その方が支持する政党や候補者に投票してくれるように頼みに来ていたのだと思います。

 ・・・チラシの間にポチ袋をはさんで。

 私の父は潔癖な人だったので、おそらくそんなことを知ったらかえって絶対にその候補者には投票しなかったと思います。

 母は義理堅い人で、しかも嘘がつけない人だったので

「やだわ」

とは思いつつ、後日

「違う人に投票した」

とは言えないので、その候補者に投票したのでしょう。

 あとで

「こんなはした金でブツブツ・・・」

と言っていた覚えがあります。

(金額の問題ではないと思うけど)

 そのおばさまが個人的にしていたことなのか、組織的にしていたことなのかはわかりません。

 母に寄れば、

「今回はないのか」

とか、

「もっと寄越せ」

とか、そのおばさまにたかる人もいたらしい。

 そうすると、少なくとも慣習になってはいたのでしょう。

 子供心に

「日本のセンキョはこういうところにお金がかかるのね・・・」

と思いましたよ。

 次の選挙までバレなければ、時効だったのかなあ・・・。

 昨今の裏金問題で思いだしたコトでした。