T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

小論文を添削する前に知っておきたいこと(その2)

こんにちは。

T・たまもです。

昨日の続きです。

昨日は、作文・小論文の練習には、400字が良いと書きました。

 書く方も、「原稿用紙1枚なら、すぐ書けそう」と、気楽に取り組めるし、(書き上げられるかは別問題)

 添削する方も、ちょっと楽です。

400字というのは、読むのは600字とそんなに変わりませんが、添削はずっとはやくできます。
 最小限の文章で小論文を構成しなくてはいけないからです。
 無駄なことを書いていればスペースが足りなくなるし、必要なことをすべて書かないと全部を埋められません。


 添削のポイントがはっきりしている、と言えばいいでしょう。
 ただ、そのためには、アウトラインを指定しておく必要があります。
 そうすると、どの生徒も同じアウトラインで書いてきますから、添削がしやすくなります。
 いわば、それぞれ材料は好きなものを使うけれど、料理法は指定しておくようなものでしょうか。