T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

小論文の問題、ふたつめは「課題文型」

こんにちは。

T・たまもです。

今週は小論文の基本についておさらいしています。

今日は、課題文型と呼ばれる問題形式について。

 

現在、もっとも主流なのがこの課題文型です。現在といっても、もうずうっとその傾向は続いてるんですけどね。


 「次の資料を読み、考えたことを書きなさい」

 

というのが基本的な問題文。
 「資料」は、新聞記事、コラム、エッセイ、評論が採用されることが多いと思います。複数の文章だったり、英文だったり、グラフや表、図画が組み合わせられることもあります。


 最近は「要約」や「和訳」が主で、小論文は100~200字程度ということもあるようです。
 つまり、読解問題のバリエーションなんですね。


 小論文だけで800~1000字ということも、もちろんあります。その方が王道の小論文の問題です。
 その場合にも、必ず資料の読み取りを小論文の中に入れる必要があります。
 「資料を読んで、私はこういう問題点をとらえました」と、アピールするためです。


 普通は、小論文の冒頭に書きます。
 散らして書く方法もありますが、ちょっと高等技術になります。
 書き忘れたら大変なので、冒頭に書くことをおすすめします。