T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

一句ひねってみませんか~その2

 こんにちは。

 T・たまもです。

 先週、「一句ひねってみませんか」と、俳句について書き始めました。

 今日はその続きです。

 

 前回は、俳句の題材を探しましょうという話をしました。

 できれば3つくらいは題材として書き出したいところです。

 ひとつだと、俳句にならなくて挫折してしまったとき、「次行こう」とできないからです。
 題材が見つかったら、文章を作ります。

 これは、ネタ本がありますが、題名を忘れてしまったので申し訳ないのですが、小学生向けの俳句の作り方の本に出ていたやり方です。

 「俳句を作るための題材日記」ということで、ひとつの題材に3行(3文)で作文するというやり方です。


 たとえば、


 「お正月(題材、イベント)
1文め おじいちゃんの所へ年始に行った。
2文目 お年玉をもらった。
3文目 意外にたくさん入っていてすごくうれしかった。」

 

みたいな感じです。

 本当は、毎日ひとつ以上の題材について書くのですが、授業ではひとつ俳句を作るのが目標なので、とりあえずひとつの題材で3文作ります。
 なぜそうするのかというと、どんなことにどう感じたのかを明らかにするためです。

 難しく言うと「感動の本質」ってヤツですね。

 これがその俳句の主題になるわけです。

 俳句ひとつに、ひとつのテーマ。

 プロは分かりませんが、素人はそうしたほうが間違いありませんし、指導するのも間違いありません。

 よく言っていたのが「俳句は写真、短歌は動画のつもりで」でした。