T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

エッセイを書く その1

 こんにちは。

 T・たまもです。

 

 今週は、いままで実践してきた創作活動の中から、いくつかの取り組みを紹介しましょう。

 まず、エッセイ。

 創作なの、と聞かれそうですが、自分の体験を基にしなくてはならないのであれば、創作と言えないのかもしれませんが、別にそういう縛りはつけません。

 ですから、むしろ生活作文という方がウソになりかねないので、創作の範疇に入れておきたいと思います。

 これから紹介するアイディアのほとんどはネタ本があるのですが、わけあって私のネタ本コレクションは失われておりまして、本をご紹介できません。

 これらの本には本当にお世話になりました。

 もし、「あの本だ」とおわかりになる方がいましたら教えてください。

 

エッセイその一 「春はあけぼの」


 まずは、ご存じ清少納言の「枕草子」の第一段にならって、「私家版・春はあけぼの」です。

 春夏秋冬について、自分の分析を語ります。

 どんなに短くても四つについて書くことになるので、それなりにサマになります。

 たとえば、「春と言えば、花粉症。あんなに好きだった春の日の散歩が、今は憂鬱でしかない。」とか。

 不思議なことに、何人に書かせても同じモノを書いてくる生徒がいませんでした。

 同じ「春は花見」でも、それぞれの風景は違うのです。