こんにちは。
T・たまもです。
今日もみちくさ、昨日の続き。
浴室に閉じ込められたたまもの運命や如何に。
「お~い」
ついに、声が出ました。
外側からやってもらえば開くかも、と思ったのです。
でも、いくら大声で叫んでもきてくれる気配はありません。
爆睡しているらしい。
だんだん怖くなってきました。
「もう一度起きるから」といって、旦那は夜の昼寝から目覚めず朝まで爆睡していたことが何度もあります。
滅多なことでは目が覚めないのが自慢なんですよ。
朝までこのまま?
死なないかもしれないけど、このまま朝まで?
湯船の追い炊きは風呂場でできるけど、ずうっとお湯につかってたらふやけちゃうよ?
ていうか、外からやっても開かなかったら私どうなるの?
ふと、ゆかき棒が目に入りました。
手にとって、ガラス戸をこんこんたたいてみました。
いけるかも。
「お~い!お~い!やっほ~!」
コンコン、カンカン!
「お~~~いい!!!やっほ~~~~!!」
ゴンゴン!ガンガン!
バリン!
ついに、ガラス戸にひびが入りました。
やってしまった。
でも、旦那が起きてくる気配はありません。
寒くなっていた私はほとんど半泣きで、もう一度湯船につかりました。
そのあと、気を取り直してふたたび コンコン、カンカンしたまでは覚えています。
おそらく、気づいたのかそれとも自然に目が覚めたのか、旦那がお風呂場に来たのでしょう。
私はやっと脱出できたのでした。
翌日、旦那がホームセンターに走ったのは言うまでもありません。
お化けより、怖かった経験です。