こんにちは。
T・たまもです。
今年の都立高校の入試は、交通機関の乱れのため、1時間遅れで始まった、と言うニュースを聞きました。
9時開始が10時開始になったということです。
普通は午前3科目、午後2科目のところ、午前2科目、午後3科目になるわけですね。
午後3科目、というのは、おそらく、受験生にとってはすごく辛いと思います。
でも、監督を午後3科目続けてするって言うのも辛いのですよ。
私は経験したことがあります。
やはり交通機関の乱れのせいだったと思いますが、開始時刻がおくれたのです。
そのとき、色々事情があり、私は5科目中4科目、試験監督の予定が入っていました。
ふつうは3科目連続監督というのはやりません。
試験監督は気疲れするので、2連続が限界、と暗黙の了解がありました。
だから、午前2午後2の予定だったのです。
それが午後にずれ込んだというわけです。
監督なんて眺めているだけじゃん、と思うかもしれません。
が、この眺めているだけ、っていうのはなかなかに集中力を必要とします。
いわば、マンウォッチングですからね。
しかも、不測の事態に備えつつ。
嘘だと思ったら、50分間部屋の中を眺めていてご覧なさい。
退屈でもスマホを見たり飲み食いしたりしてはいけません。
外を一瞬見るくらいはできますし、歩き回るのはかまいません。
でも、トイレにも行ってはいけないし体操もしてはいけません。
口も聞いてはいけません。
しっかり部屋の中をまんべんなく眺めていて下さい。
・・・どうですか?
けっこう疲れるでしょ?
これを、お昼ごはんのあとに3ラウンド。
受験生も監督の先生も、お疲れ様でした。