T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

「何に見える?」と聞いたら・・・おやつの時間

ひよこ・・・?

 こんにちは。

 T・たまもです。

 作ってきたお菓子を出しました。

「何に見える?」

 と聞いたら、

「うーん」

 と答えあぐねる旦那様。

「何でできてるの?」

 それはヒントをくれと言うことか?

「焼き菓子だよ。中あんは黄身バターあん」

「・・・」


 某有名菓子の真似っこです。

 が、劣化コピーどころか、別物にしか見えません。

 先生は、あらかじめ

「別物になるからがっかりしないように」

 と、クギを刺していてくれたんですけどね。

「成形したときは良し!と思っても、首をかしげてたり、うつむいてたり、お行儀が悪くなります。ことによるとフクロウ?アザラシ?という感じになります。」

 不安になる私たちに、

「でも、何個かにひとつくらいはそれらしくなりますし、目を入れたらみんな可愛くなります」

 と、慰めにもならない慰め。

 ようするに、あんこの位置や生地の厚みや様々な要因で、形が変わるらしい。

 確かに、成形したときはみんなそれらしくなっていたのに、焼き上がったら個性的なのばっかり。

 うーん、陶芸とかする人は窯から出したとき、こんな気持ちなのかしら。

 それでも、味は安定の美味しさ。

「美味しいよ!」

 と、2回言ってくれた旦那はきっと慰めているつもりなのでしょう。