T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

お茶会の主菓子の華、といえば・・・おやつの時間

練りきり

 こんにちは。

 T・たまもです。

 

 表千家ではおまんじゅうが一番格の高いお菓子なのだそうですが、見た目のあでやかさ、カラフルさは練りきりに軍配が上がります。

 似たような生菓子に小麦粉を使った「こなし」があります。

 関西ではよく食べるらしいですね。

 画像は寒梅粉を使った練りきりです。

 おや、練りきりはぎゅうひを使うのでは、と思った方は詳しい方ですね。

 白あんにぎゅうひ餅を混ぜて水分を飛ばしたものが練りきりです。

 でも、ぎゅうひって要するにもち米の粉に砂糖を混ぜたお餅。

 寒梅粉や白玉粉のようなもち米の粉を白あんに混ぜたって、現代科学のチカラをもってすれば練りきりが出来ちゃうの。

 電子レンジは偉大な発明ですわ。

 ここのところ、お鍋で加熱して生地を練り上げ、裏ごしに掛けるというクラシックな作り方ばかりしていたので、身に染みました。

 裏ごし、辛いんです。

 確かに、裏ごしすると生地がとてもなめらかになって、一段味が上になります。

 それは認めよう(上から目線)。

 お菓子屋さんは裏ごし用のグローブを使うそうです。

 それでも100個分とかになったら・・・。

 うーん、プロの仕事とは言え、高価なわけだ。

 でも、5個分くらいの小量なら、家庭では電子レンジでチン!

 が手軽です。

 色つけと成形で、なかなかすてきでしょ?